buried alive (生き埋め日記)

日々の生き延び・魂の暴れを内省的にメモる。twitter→@khufuou2

1週間でやめた仕事のこと(前回の続き)

前回からの続き。

・仕事の全工程終えるまで残業は普通にしてくださいと言われた。今までの職場は、定時を過ぎた時点で正社員が「じゃあ後はこちらで引継ぎますね」と言って帰してくれるのが普通だったので正直ダルいなと思った。

・休みがとりにくい。

……

他にも挨拶をかえしてくれない無愛想な人が居るとか細かい違和感を全部あげるとキリが無いけど、大まかにいうとこれらの点が気に食わなかった。
そんなに色んな仕事を負担させたいなら最初から非正規じゃなくて正社員を雇えよと思ったし、
とりわけ人間関係が難儀そうなのが一番ダメだった。仕事がキツくても腹を割って話せる人とか仲良くなれそうな人が周りにいたら励みになるが、
今回はそういう人が一切いなかったので「がんばって慣れよう」という気にすらならなかった。


出社できた最後の日、朝からガンガン詰められて午前中で心折れたので
派遣先にも派遣元にも迷惑だとは思うけどもう限界だ、今後仕事を回されなくなっても構わない、辞めさせてもらおう…と決心して昼休みに派遣会社に電話した。
定石どおり派遣営業は最初引きとめようとしたが、私の様子が電話越しでも分かるぐらいヤバかったようで
明日から休んでいいですよと言って気遣ってくれた。嫌味の一つも言われるかと思ったが、こちらがもっとマッチングに気を遣うべきでしたと謝られた。
今まで他の職場では長期間働けていたので信用があったのだと思う。
ちなみにこの時点で派遣先には何も言ってない。


最終日の午後も畳み掛けられるように足りないところを指摘されて、今は暇な時期で繁忙期はもっと業務量が増えるだの、単独で社員1人分の業務をこなせないとダメだの色々言われてもうマジで無理だと思い「はい!頑張ります!」と口では返事をしておいて
もう二度と配属部署に足を踏み入れなくて済むよう、何食わぬ顔で居室・ロッカーの私物を全て回収して帰ったのは我ながら用意周到でウケるな。
翌日から、派遣会社と派遣先の両方に連絡を入れて休ませてもらった。
派遣先の責任者には、派遣営業から事情を説明してもらった。


後日、派遣営業といっしょに派遣先に行って責任者の人に無理でしたごめんなさいと謝って、それで終わった。
派遣先の責任者からもなじられることはなく、配慮が足りずつらい思いをさせて悪かったと言われた。かなり気まずかったけど、円満に辞められたと思う。


教訓。
1.食品メーカーは基本的に多忙だと認識する。
同じ技術職でも従事するのが「研究」と「分析」では求められる業務量・スピードがだいぶ異なる。

2.年間休日数は遠慮せずはっきり確認する(企業カレンダー有りの場合は要注意)

3.募集要項に「コミュニケーション力がある人」とわざわざ書かれている場合、人間関係が厄介なのだと察した方がいい。