buried alive (生き埋め日記)

日々の生き延び・魂の暴れを内省的にメモる。twitter→@khufuou2

2021-01-01から1年間の記事一覧

好きなSCP財団の報告書(日本支部)

・SCP-013-JP 「ホームビデオの親戚」 SCP-013-JP - SCP財団 家族団欒の様子を記録したホームビデオ(時代を感じる言葉です)の中に出現する、おじいさんのお面をかぶった人型実体に関する報告書。この実体が映り込む映像を見せられた一家は最初こんな人知ら…

好きなSCP財団の報告書(本家)

SCP財団は色んな人が設定を共有して執筆している怪奇創作サイトです。Secure(確保)Contain(収容)Protect(保護)の頭文字をとってSCPとされています。特別好きな作品をメモしようと思います。本家とわざわざ書いたのは、SCP財団は英語圏以外の国にも日本…

疑問

昨日読んでのめり込めた本のページをめくってみると既に厭わしい。前に気分良く過ごせた休日の行動をなぞってみてももはや快くない。これさえすれば・これさえあれば間違いなく気が晴れるというものが欲しくてしかたないが、それってもう非合法の強い薬物し…

本と本の繋がり

いま読んでいる本のことをだらだら書く。 サンデルの『実力も運のうち』を読んでいて、ああ前借りたグレーバーの『ブルシット・ジョブ』をもう一度ちゃんと読みたいなぁと思った。『実力も運のうち』では職業に貴賎なしという綺麗事が言われるものの実際には…

(補足・質疑応答など)2018年9月町田康の講演

直近に投稿した3つの記事についてだが、2018年9月にあった町田康の講演のことは当時もブログに書こうとした形跡がある。っていうか、途中まで書いて力尽きている。久しぶりに自分で読み返したが、ひとつの出来事をタイミングを大きくずらして記述すると同じ…

(おわり)20180922 町田康の講演「文学の面白さ」@NHK文化センターさいたまアリーナ教室

これが最後の話題である。繰り返すが、町田の流暢なトークを聴きながら必死に書き取った乱雑なメモと頼りない記憶をもとに書いているので多少の解釈違い、聞き間違い、思い違いは海容願いたい。 4. 古典のテーマにどう取り組むか・犬とか猫の語り口 ...町田…

(つづき)20180922 町田康の講演「文学の面白さ」@NHK文化センターさいたまアリーナ教室

2. なぜ書くことが怖かったか …偉大な作家の素晴らしい小説を読んでしまうと「文章は貴いものだ、自分なんぞが下手な文を書いては畏れ多い」 という感じが出てくると言っていた。良い文章をよく読み込むということは文章が語る言葉に「耳をすます」ことであ…

20180922 町田康の講演「文学の面白さ」@NHK文化センターさいたまアリーナ教室

部屋を片付けていたら表題の講演を聴いた時のメモが出てきたので、当時を思い出しつつここに記す。うろ覚えや聞き違いや解釈違いなどあるかもしれないが、怒らないでほしい。 さいたまスーパーアリーナに来たのは初めてだったが、とても大きな建物だった。有…

『英語教師 夏目漱石』を読み、わたしの英語教師たちを思う

2021年5月、『英語教師 夏目漱石』という本を読んだ。夏目漱石が若い頃にどんな風にして英語を学び英語教師となり、生徒にどのような指導をしていたか、現代日本の英語教育を良いものにしていくために彼の知見が活かせるのではないかといったことが調査され…

2021年05月01日、雨と風

飼い犬のタローを動物病院へ連れて行った。ずいぶん混み合っていて、1時間ほど待ち時間があったので近くの松本城へ散策に行った。前日のローカルニュースで松本城おもてなし隊の甲冑を着た人が「感染症への警戒のため訪れる人が少なく仕方ないのだがさびしい…

切れたネックレス

何年も前だが、母から千切れたネックレスと千切れたブレスレットを譲り受けた。18Kだ。修理して使えばいいと言われた。面倒くさくてずっと引き出しの奥にしまってあったのだが、なんとなく存在を思い出したので駅前のジュエリーショップに持ち込んだ。ネック…