buried alive (生き埋め日記)

日々の生き延び・魂の暴れを内省的にメモる。

町田康さんとの読書会 in 大磯 (中原中也の詩集) ④

かいつまんでいうと、

詩人の現実の出来事と作品を短絡的に結びつけずに自由に詩を読もう。

国語のテストにありがちな「この文における作者の意図を考えよ」なんていう問いは笑止千万!

詩よむ時は作者の意図に沿うことに固執せず、

自分で新しい読み方をしてなんぼ!

誰にもできかった自分なりの新しい読み方を見いだせ!それが創造だ!

っちゅうことらしいです。

 

この時点でだいぶ時間がおしてしまい、

あとは駆け足で「言葉なき歌」(詩集『在りし日の歌』より)を読んで

この詩に出てくる「あれ」とは何か。

詩のことか、「もののあはれ」のことか。という問いかけがあった。

 

もうひとつ、ほんとうは『在りし日の歌』に出てくる「曇天」という詩も取り上げたかったのだが…とおっしゃっていたが残念ながら時間が足りず。

たしかに気になる詩である。

黒い旗が何を象徴しているのかとか、

リズムの取り方とか。

 

町田さんの中央大での講演を聴いたときにも思ったが、たぶんこの方はいつでも話すことが沢山あって時間切れになってしまうのである。しかも話は面白いときている。

(私は参加してないが、都内で開かれたカルチャーセミナーの講師をした時も時間切れで最後まで講義できなかったらしい)

町田康さん、願わくばまた中原中也の詩を読む会を開いてください…

90分と言わず4時間ぐらい。

 

一番最後に「四行詩」と、

それに寄せる自身の詩を朗読しておしまい。

中原中也の詩を読むにあたっての

面白い参考書籍も紹介していただき、

かなり濃い時間だった。

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町田さんが中原中也の詩によせて

詩を詠んだ本もあります

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サインもらった。

マジックペンじゃないので見づらいが、よし!

町田さんにサイン書いてもらう時に渡した手持ちのボールペン、宝物にするんだ〜うへへ。

 

余談だが、今回の読書会でたまたま隣の席に座った女性と仲良くなった。

はじめてのイベントに緊張して汗をダラダラかいている私に

「今日ちょっと暑いですよね」と声をかけてくださった方である。

会の開始前にちょこちょこ言葉を交わして、こういう会初めてだと緊張しますよねとか、どういう本が好きですか?

みたいな話をして意気投合し、

散会後少し茶飲み話をして連絡先を交換して帰った。

この方には町田さんの過去の講義のいくつかがユーチューブで視聴できることや、中原中也の参考書についての情報を教えていただいた。ありがたい。

 

以上です。