buried alive (生き埋め日記)

日々の生き延び・魂の暴れを内省的にメモる。

日記 15/12/23、朝、ピンチョン

骨董品の灰皿、吸い口がやけに甘い紙タバコ、ぬるい無糖カフェオレの入ったマグカップを台所に持ち込んでiPhoneでこの日記を書いている。
ライターはガス切れしたのでガスコンロの火でタバコに着火した。
散歩帰りの犬の毛皮を撫でたら、みっしり生えた毛と毛の間にひんやりとした外の空気をはらんでいることが掌から伝わってきた。長野県はすっかり冬だ。


最近急にトマス・ピンチョンの本を読みたくなったので、オススメはありますかとSNSで訊いたら複数の人が教えてくれた。
その人たちの話とネット上の作品レビューによると、ピンチョンの本は話の筋がいくつも複雑に絡み合っていてたくさんのテーマや暗喩が詰め込まれているので読むのに苦労するらしい。
長文でべた褒めしている人、なんとかページを捲ったけど挫折したという人、
「こういう無茶苦茶で人を煙に巻くような作品をわざわざ有り難がる風潮、いかにも現代っぽいですね」という皮肉交じりのレビューを書いている人、
評価は色々だった。
ちなみに、SNSでオススメしてもらったピンチョンの作品は以下のとおり。

・ヴァインランド
・競売ナンバー49の叫び
・スロー・ラーナー(という短編集の中の「エントロピー」という短編)

・V
・LAヴァイス
・逆光
・メイスン&ディクスン

ほんとは有名な「重力の虹」に手を出そうと思っていたが、長くて難解で挫折したので入門書としてはハードルが高いと話している人が2人いたのでやめとく。
キレイにまとまった話ではなく、筋がメチャクチャで頭が撹乱されるような小説を読みたい気分なので良いかもしれない(作者からしたらメチャクチャを書いているつもりは毛頭無いかもしれないけど)。
とりあえずAmazonで競売ナンバー49の叫びとスロー・ラーナーを買った。ハマる人はハマる、受けつけない人は徹底的に受けつけない作風らしいので自分もハマれる側だといいなぁ。
むしゃくしゃした気分だったので、他にも本をたくさん買った。

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生活感あふれる台所です