buried alive (生き埋め日記)

日々の生き延び・魂の暴れを内省的にメモる。

薄夜夢

夢の中だけの友達。夢の中だけにある行きつけの喫茶店。夢の中にしかない感情。夢の中の私は容姿端麗な妙齢の娘で、こわいものは何もなかった。私は群衆の中で誰かに激昂し、怒鳴っていた。怒りながらも、とても開放的な良いきぶんだった。とにかくこれだけは大声で言っておかないと死んでしまう。とても切実だった。

目がさめる。現実世界の私は太った中年女で、臆病で、感情をむき出しにして声を荒げたことなど一度もない。友達もいない。私があまりにもパッとしないから、みんな離れていってしまった。めちゃくちゃ田舎なので、行きつけにしたいような気の利いた喫茶店など一つもない。しらこいチェーン店だけである。絶望しながらも、もう10時間以上眠りほうけてしまったからしばらく眠れない。頭がいたい。仕方なく起きて現実世界の事をする。だるい。起きていたくない。全てが無駄だ。お腹にくだらない食い物を詰め込んで、頭痛薬を飲んで布団にもぐりこんだ。満腹感と副作用の眠気で、また暫く寝ることができるだろう。願わくば、さっきの夢の続きを。さいあく同じ夢じゃなくてもいいから、できるだけ突拍子もないでたらめな夢を。

おやすみ。