buried alive (生き埋め日記)

日々の生き延び・魂の暴れを内省的にメモる。twitter→@khufuou2

かなしい夢を見て目がさめる午前二時半

亡父の夢を見た。家族みんなで二番目に住んだ屋敷にいて、みんな大人で、母は寿司やら餅やらを取り寄せて親戚たちの来訪にそなえていた。何か祝いごとの日らしかった。私が方向音痴だとか、皆んなが海で遊んだ写真が新聞に載ってるだとか、床の間で他愛もない会話をしていた。次兄は何か作業をしにおもてへ出ていった。父は客がくるまで横になるといい、うとうとし始めた。靴を入れたビニール袋が風に触れカサカサいい、あれは何の音だと問う父に靴を入れた袋の音だと教え、水色のクロックスのスニーカーを見せた。疾く来客もがなとおもてへ出ると、次兄が犬十頭ばかりの毛刈りをしていた。刈りとった毛が風に舞い、どの犬も笑っているようだった。目が覚め少しばかり泣いて。