会話の解像度を場に応じて変える
誰でもふだん無意識のうちにやっていることだろうが、会話の解像度を場に応じて変えるということをスムーズにできるようになりたい。
有名なお城に登った、という体験を人に話すとき、仕事の合間に同僚に伝えるときと通りすがりに大家さんに世間話するときとお茶をしながら友人に伝えるときとでは、
どの程度詳細に話すか・どのくらいの長さで話すかという点を自在に変える必要が出てくる。
同僚に伝えるときは
天守閣から紅葉が見えて綺麗だった、程度で話を切り上げるかもしれないし
友達に伝えるときは
城の階段の段差がことのほか急で運動不足のじぶんは翌日筋肉痛になってしまったわ。おほほ。
ぐらいのところまでつっこんだ話をするかもしれない。
会話がうまくいかないケースというのは、詳細に話してもいいときに簡潔に話しすぎて間が持たないとか
時間がない相手にあれこれ細かく話しすぎて「そんなこと知らんっちゅうねん」と内心相手を辟易させてしまうなどの例が考えられる。