2020-04-30 macabre <無題> <状態> 昔から何回も見るお馴染みの悪夢がある。見ている最中は「ああ、また例の悪夢か」と思うのだが、目覚めると内容を全く覚えていない。それが不気味さにいっそう拍車をかけている。 團伊玖磨(ぞうさんという童謡を作ったことで知られる)は発熱する直前、決まってかぼちゃの夢を見たそうである。 サマーセット・モーム『人間の絆』には、寝た時に見た夢について調子づいて話す行為をはたで聞いていて実に退屈だと述べる箇所がある。夢の話はここでおしまい。