自転車に乗るように
精神を保って生活していくというのは自転車のバランスの取り方に似ているなと最近よく思う。
体をかたくしてその場に止まっていたらぶっ倒れてしまう。常に左右に少しずつブレながら動き続ける必要がある。
生活においても例えばひとつのカフェ、ある本、ある音楽、ある感情に触れてしっくりいったからといってそのしっくり感が永続するわけではない。そしたらまた別の場所を探したり、取っ替え引っ替え違う本や音楽に触れたり、感情を変えたり活動を変えながら人生をやり過ごすのだ。それが面倒くさい、もうコレで行く!と決めたらそれだけで大丈夫になれば良いのに。と思ったこともあるが、まぁそれも人生の玄妙・味として受け容れましょう。という気持ちになっています。今。
そんなおれはこの文章を松本駅のスタバで書いているぜ。膝に目を落とすとズボンの膝がやけにラメで光り輝いている。今まで気づかなかっただけで、もともとラメ加工のズボンだったのだろうか。そんなはずはないのだが。
と膝を手で払いながら思っていると、近隣の席に声と態度のでかい外国人グループがきて耳障りだからもう茶は止して大学へ行くぜ。
バイ。