2018年6月末の日記
6月に入って好きな酒を飲めなくなるぐらい調子が落ち込んだ時期もあったが、
気力を振り絞ってキャンプや好きな作家の講演会や音楽ライブに行ったりしているうちになんとか持ち直してきた。
やっぱり生活というのは自転車に乗るのと同じようなもので、怖がって止まろうとすればかえってバランスを崩して剣呑になるしなんとか続けていくためには常に小刻みにでも活動・躍動しているべきなのだろう。
ベスト・エッセイ2018を入手。
目当てはやはり町田康の文だが、他の作家の文もおもしろい。
帯の文。
どの随筆も短めの文章から構成されているし、雑誌や新聞に載せられただけあって漫然とページをめくるであろう不特定多数の読み手を効果的かつ簡潔に惹きつけるための工夫がなされている。
書き手もそれぞれ違うので、色々な感性や文体を楽しめる。
エッセイ記事を目当てに幾多の雑誌や新聞を買い漁るのはなかなか難しいので、こういういろんな作家のエッセイを集めた本というのは嬉しい。存在を知れて良かった。