「人んちの本棚が見たい」その⑤
ひとの本棚を見て楽しくなる企画、第5回目です。
今回紹介させていただくのは
りかさん(@Rika__ )です。
よろしくお願いします。
カギカッコがりかさんのコメント、
地の文は私の感想とさせて頂きます。
写真でーす
!?
どういう状況だ?
「本棚というか押入れにコストコの靴箱をぶち込んだものです。右側に見えるプラスチックのケースには、映画のパンフレットやコミックが収納されています」
押入れを本棚として活用しているのですね。斬新!!
(一瞬めちゃくちゃ天井が低い部屋なのかと思いました)
コミックってひとつの作品につき何巻もあったりするからかさばりますよね。
プラスチックのケースに重ねて入れて保管するというのはポピュラーな方法のようだ。
映画のパンフレットをとっておくのは良いですね。私はせっかく映画館で観たものをドンドン忘れてしまうので、紙のパンフレットという形で思い出を保存しておくのは浪漫を感じる。
「几帳面な人が見たら泡吹いて倒れるだろうなといつも思います。」
小説、コミックが豊富ですね。
小説は筒井康隆、中島らも、内田春菊、村上龍、村上春樹、安部公房、群ようこ、江國香織など。
コミックは藤子・F・不二雄、手塚治虫、楳図かずお、つげ義春、東海林さだおなど。
鋭敏な感性を持った方、新しいものと古いものの良いところを取り入れて共存させるのに長けた方という感じがします。
ミノタウロスの皿とか、笑ゥせぇるすまんとか、漂流教室とか、アドルフに告ぐとか、ナニワ金融道とか、けっこう読んでる漫画が共通していて嬉しかったり…。
あくまでも私がパッとみた印象ですが、生きることの本質や不条理にせまるビターな味わいの作品が多めのような。
「本棚には後列もあり、本を探す時はヘッドライトを装備します(暗いので)。
そのままここで本を読むこともあります。暗くて狭いので意外と落ち着きます。 」
すごい!隠れ家みたいでドキドキする!
この妖しい仄暗さ、なんとなく江戸川乱歩の世界っぽい。
もはや『本棚』という家具ではなく、ひとつの居場所、世界として完成されている感があって引き込まれます。
今回はナイショの秘密基地をこっそり見せてもらうような雰囲気でドキドキワクワクさせて頂きました。
りかさん、ありがとうございました。