ウサギとカメが夜空を歩いて旅する夢を見た。ふだん見た夢はほとんど忘れてしまうのだが、第三者視点の夢を見るのは珍しいので目覚めても覚えている。多分昼間にミヒャエル・エンデ『モモ』に登場するカシオペイアという名の、甲羅に文字が浮き出るカメのことを考えたのが影響しているのだろう。
海と空には巨大な氷の橋が架かっていた・あるいは氷の柱に貫かれていたのが印象的だった。
その前に見たのは独裁者に虐殺される夢だったり、巨大な宇宙エスカレーターの夢だったり、古塔を行軍する夢だったりした。むかし都市部に住んでいたとき通っていた喫茶店もよく夢に出てくる。
実にいろんな夢を見る。