春も秋も夏も冬も嫌いなことに気づいてしまった。気づかないようにして暮らしてきたのに。
仕事に疲れたらブコウスキーの本を読む。ブコウスキーはうまい警句を吐こうと手ぐすねひいている感じが全くしないのが良い。警句を吐かずに心に残る文章を書くのは並大抵のことではないから、すごいと思う。ブコウスキーはめちゃくちゃ読書家で、培ってきた読書経験に裏打ちされてるから難しくないのに奥行きのある文章が書けたんだと思う。
「本を読む人なのか読まない人なのか、書いた文章を読めばすぐにわかる」と町田康が講演の時話してたのを急に思い出したりした。
冬は化粧もせず、本に埋もれてる。