11月24日
ヨーロッパ文芸フェスティバルに行ってきた。東京の九段下。
トーマス・メレ『背後の世界』についてのトークを聴くのが主目的だったが、ヨーロッパ文芸の出版事情についてのパネルディスカッションも面白かった。
町田康がゲストとして登壇していたが、帰りに本の販売&サイン会をしていた。
行列ができてお釣りの小銭が足りなくなったらしく、最後の方になった私は会計係の職員と、100円玉ないですかあ?あーあった。いち、にい、さん…あ、待って端数は50円でした(ジャラジャラ)みたいなやりとりで手間取っているのを、サインペンを握った町田康が黙って見守っているのが面白かった。
町田康に「中央線で来ましたー!」って言ったら(何回同じこと言うんじゃい)、いつも通り「長野県から」と返してくれ、側にいた職員がまぁ、と少し驚いたら「いつも来てくれるから」と説明し、自ら握手の手を差し伸べてくれた。
しばらく生きていけそうです。
神保町で飲んだウィンナーコーヒー