buried alive (生き埋め日記)

日々の生き延び・魂の暴れを内省的にメモる。

この靄とかいうやつ、本で読んだことある

10代の頃に沖縄を出てからというもの、本の中でしか知らなかった植物、気候、自然現象などを実際に見たり体験したりして「これむかし本で読んだやつだ!」「ほんとに実在するんだ!」と興奮することが何度もある。

湖面の凍結、寒い朝の霧、霜柱、雪、モコモコの外套を快適に着て歩ける気候が本当に存在すること、毛糸の耳当てや手袋の必要性、白っぽい花弁をはらはらと散らす桜、イチョウなど。

こうして挙げると、やはり温暖な南国生まれだから秋冬の寒さにまつわる事柄が多いようだ。

この時期寒い朝靄の中を車で突っ切って進んでいる時に晴れ晴れとした気持ちになるのは、冷気の爽快さに加え、昔は本で目にするに過ぎなかった事柄が自分の身体感覚・実体験とリンクして外の世界へ向かってひらかれていく感覚が味わえるからであろう。だから冬が好きなのかもしれない。