buried alive (生き埋め日記)

日々の生き延び・魂の暴れを内省的にメモる。

初めてフライデーを買ったったったっ

35歳の夢見る中年女性たる私がなんで急にフライデー(中年男性をターゲットとしたやや世俗的な雑誌。芸能ゴシップや半裸の扇情的な女性の写真が多目に載ってたりする)を買ったのか。

本屋でおっさんたちが立ち読みをしている一角に突入するのは勇気が要ったぜ。

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町田康がフォトエッセイの新連載を始めたからでーす

どーん!

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どういう趣向のエッセイかというと、

本誌フライデーは毎週報道写真を掲載していますが、これらの写真をなんの説明もなく50年後の読者が見たら、いったいどんな写真だと思うのか。正しく言い当てられる人は皆無でしょう。報道写真とは、刹那的なものです。本稿は昔の報道写真を見た、町田康氏の脳裏に浮かんだ事実とは無関係の物語を描いたものです。(誌面の注釈をそのまま引用)

おお。虚構フォトエッセイです。私が大好きな『爆発道祖神』を彷彿とさせます。こういう趣向大好き。

 

今回の写真は、上半身裸で乳を放り出したなりの海女たちが舟を押して運んでいる写真。で、文のタイトルが「セクハラ防止訓練」であった。冒頭をちょっとみて、わ。セクハラの話だ。不肖わたくしもセクハラについては色々考えるところがあるのだが、もし万が一町田氏がなんか的外れで俗で良識のない道化を書いていて幻滅するなんてことになったらどうしよう。と、まず心配になった。

ずいぶん失礼なようだが、それぐらいセクハラの件は繊細な問題だ。

で、ハラハラしつつ読み進めたのだが私の心配は杞憂であることがわかった。さすが町田康。セクハラが人権侵害であることをちゃんと明言した上で、話を面白くまとめていてますます町田康が好きになった。

某町ではセクハラ防止フェスを毎年開催していて、その一環として先ほどあげた半裸の海女たちの写真を見てなんといえばセクハラにならないか、というクイズが出ましたよ。てな話だった。重荷をおして懸命に働く海女たちを心からねぎらうような正しい答えは誰にもわからない、で締められていたがみなさんならなんとコメントするのだろうか。

 

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暑い日が続く。ライムソーダを飲んだ。