本屋でハチに刺される
ずっと雨が続いている。
きょうは回転寿司に行った。回転寿司ってなんかディストピアっぽくないですか?
次に本屋に行った。今月号のクロワッサンという雑誌に町田康のエッセイが載っていて、それを読めたのでご満悦。
おやつについての話だった。おやつの「お」という接頭語とか、パンクロックに甘いおやつは似つかわしくないのに最近おやつばかり食べてしまっていること等書いてあった。
文庫本コーナーでティファニーで朝食を、村上春樹訳のやつを立ち読みしていたら突然左手の小指に激しい痛みが走った。驚いて目をやると、獰猛そうなハチが着衣の腹の辺りを這っている。
こいつやりやがったなと思い、慌てて払い落としたところ床にうずくまって動かなくなった。
森の中とかならまだ分かるが、街の本屋の中でハチに刺されるとはなんてツイていないことだろうと思い、雑誌コーナーで犬の本を読んでいた夫に報告すると
腹を抱えて笑っていて癪だった。
スマホで写真をとってこれは何という種のハチだろうと思案していて、呑気なことこの上なかった。
ちょうど隣の店が薬局だったので(うれしくない)、虫刺されの薬を買って帰った。虫刺され薬は一種の季節商品なのだろうか、売り場の棚がかなり縮小されていてなかなか見つけられず、そういうところに季節を感じた。
町田康といえば、こんど東京で町田康の講演会があり、それを聴きに行くので気合が入りまくってる。
講演で取り上げられる予定の本はだいたい目を通してある。
どんな話が聴けるか楽しみだ。