読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

buried alive (生き埋め日記)

日々の生き延び・魂の暴れを内省的にメモる。

往来

道を歩いている人たちを眺めていると、何となく気持ちが救われる。

朝の時間帯なので、通勤中とおぼしき壮年の男性や通学中の小中学生が多い。

皆思い思いの服を着て、荷物を持っている。

その日身に付けるものを吟味して選んだ人もいるだろうし、無造作に箪笥をあけて手近にあった服をテキトーに着た人もいるだろう。

さらに辿ると

その服は、各々が「お。これいけてるやん」

と思って買ったものだったり、とりあえず無難な服ならなんでも良いや、と手に取ったりしたものであるはずだ。

 

その経過をぼんやり空想すると

ああ、みんなそれぞれの好みを持っていて

自分なりに考えて生活を組み立てて過ごしているんだよな。

と思ってなんか安心するのだ。

 

あと、小学生低学年ぐらいの子達は見ていて面白い。

いきなり立ち止まったり、被っている帽子を突然脱いだと思ったら草むらに放り出したり、電柱に抱きついたり、行動に脈絡がない。

ああ気ままに振る舞っていたら楽しいだろうな。

私も道を歩きながら奇声を発したり、餅を撒いたり、電柱に抱きついたりしてやろうかしらん。とも思うが、大人である私がそれをやったら少々頭がござっていると思われてしょっぴかれる可能性が高い。残念だ。

 

あとは、そうだな。

だいぶ車の運転になれてきた。

対向車の運転手の顔がわりと目にはいるのだが、しかめっ面をしていたりヘラヘラしていたりと色々で、はは。おもしろい。

車を運転していて信号待ち中に、前の車に仲良さそうなカップルが乗っていると座席の辺りをガン見してこいつらチューするかな。あ、した。

等とひとりで喜んでいる。

たまにカーステレオで音楽でも聴いているのか、ノリノリで頭を振っている運転手の後頭部を眺めていることもある。ああいうゴキゲンな人を見ると自分も頑張ろうと思える。

 

たまに散歩をするときはサークルKで焼き芋を買って、歩き食いしながら家に帰る。

私は転勤者なので、いつこの町並みとおさらばするかわからない。

そういう時はちょっと心細い。

住宅街を通るときは、庭付き一戸建てをチラチラ見ながら、この辺に家を買って死ぬまで永住するのってどんな感じなんだろう?と空想する。

どこの町に行ってもそうだ。

で、どこの町にいても、「永住」ということがぴんとこない。

 

そんなことをダラダラ書いてて思ったのだが

私はたいへんしあわせものなのかもしれない。

そんな気がしてきた。

 

最近ウケた事。
断食明けのお坊さんがインタビューを受けていて、今いちばん口にしたいものは?と訊かれて「スムージー」とこたえていたこと。

以上