buried alive (生き埋め日記)

日々の生き延び・魂の暴れを内省的にメモる。

この靄とかいうやつ、本で読んだことある

10代の頃に沖縄を出てからというもの、本の中でしか知らなかった植物、気候、自然現象などを実際に見たり体験したりして「これむかし本で読んだやつだ!」「ほんとに実在するんだ!」と興奮することが何度もある。 湖面の凍結、寒い朝の霧、霜柱、雪、モコモ…

町田康の音楽ライブ 18.11.14 渋谷www

町田康のバンド『汝、我が民に非ズ』の音楽アルバム発売記念ライブを聴きに行った。 今回の会場は渋谷wwwというところで、観客の収容人数は400人ぐらいだったかな。客席は満員だった。 アルバム『つらい思いを抱きしめて』中の曲をメインに、新曲やINU時代の…

誰にも読まれなかった本 胸に抱いて俺、ひとりLimbusで踊ってた

数多の私小説家が跋扈し人生の奇抜さを競い合い、勝鬨をあげている。 彼らを尻目に、わたしには切り売り出来そうな派手な身の上話、エピソードもない。やり過ごしているだけだ。 パッとしない生活だ。徒手空拳だ。おまえの人生、伏線は永遠に回収されないし…

悪夢など

こんな夢をみた。北の将軍さまのような独裁者に傅き無理難題を言われ、仲間がいわれなく斬り捨てられたり撃たれたりするのを呆然と見ていた。 あとは武器を持たされて殺し合いを命じられたり。かと思えば糞尿汚物にまみれた空き地を行軍させられたり、酸鼻の…

嵐の中の部屋で

疲れてたから思い切ってまとまった休みを取って沖縄に帰ってきているけど、「ちゃんと休めるのかな。ちゃんと開放された気持ちになれるのかな」という不安が頭をもたげてきて、夜あまり寝付けない。休めている気がしない。 台風とか気候変動が精神に作用して…

町田康さんの創作論@さいたま20180922 その①

町田康さんの創作論を聴いたので、内容をメモしておく。 1.書くことを始める前に何があったのか …17才ぐらいの時、人のつてで雑誌に何か書くように頼まれたのが町田さんが初めて文を書いた経験だという。その時は本当に何も書くことがなくて、当時取り組んで…

中央線のきもち

大好きな町田康さんがNHKカルチャースクールさいたまアリーナ教室で創作論の講義をするというので聴きに行ってきた。 内容の詳細は書くと長くなるから明日以降まとめる。今回はとりあえず外出の記録だけ。一言でいうと、むっさ面白かった。 さいたま新都心は…

手紙が書けなくなってから

手紙が書けなくなってからが人生勝負みたいなところは確かにある。 なくなってしまった季節のための服を開いて眺めては畳み。 とるにたらない符合をありがたがって恋人たちは人生を棒に振る。 冷たいアイスティー。冷たいアイスティー。どんなに寒くても夜に…

炸裂する生活・躍動する感性

「平安時代は風呂に入る習慣がなかったと聞いて、こいつら全員くさいんだなと思うと源氏物語とか読む気しない」と言ってる人と 「ハーバリウムの正式名称知らなくてずっと花のホルマリン漬けって呼んでた」と言ってる人がいて有り得んくらい面白かった。 み…

光なし

なんてこともない片田舎の道路も夕景に包まれて黄金にかがやく。 かがやいてはいてもさびれた道路だ。 つまらないイルミネーション。 どんなに楽しくてもどんなにおいしくても、写真さえとれば全て忘れる おまえはずっと空っぽのまま。 ガソリンスタンドの水…

ZOZOスーツで計測してスキニーデニム買った

ZOZOスーツ着用 送料200円負担すれば実質無料でゲットできます 身体の数値データを出した後もZOZOのオリジナル衣料を購入することはべつに強制されないので、ダイエット目的で持っておくのも悪くないのでは? イェーイ 部屋を明るくしてスマホのアプリを用意…

町田康の音楽ライブ@神楽音(18/8/17)に行った

個人的日記なので冗長だし、ライブ情報は短めですよ。 町田康のバンド『汝、我が民に非ズ』の演奏を聴きに神楽坂に行った。 長野県松本市に住んでいるのだが、2017年に新宿で行われた『ホサナ』刊行記念サイン会に出かけて以来 「なんだ!東京って意外と近い…

翻訳勉強の進捗など

ツイッターn回目のアカウント消し。 アカウントがあるままだと、疲れててもついつい覗いてしまって更に疲弊するからね。SNSのアカウントを消して情報を遮断するのは結構気分転換になる。 「みんな勝手なことをごちゃごちゃ言っててうるせえな」と思うように…

まどろみ〜〜

昨夜はね、うたた寝をして夢の中でこの世に存在しない本を山ほど読んだぜ。 激烈に面白いなあと思いながらページをめくり字を追ってて、目が覚めてみたら夢だと気付いて残念な感じだった。 いつかあれを書き起こせるだろうか。 松本市のCREAM TEAに行って紅…

交錯する女たちの生

むっさ面白い本を読んでいる。 はらだ有彩『日本のヤバい女の子』。 日本の昔話に出てくる女性たちの生を、現代に生きる女性である筆者が時に寄り添い、時に俯瞰しながら読み解いていく趣向の本である。 おかめ、うぐいす女房といった伝承に登場する女性たち…

タローの里帰り

タローの生家へ。 親戚犬の方々。 ブリーダーさんたちはとても気さくで、いつも温かくもてなしてくれる。今日もコーヒー、スパゲティ、サラダ、かき氷をご馳走になった。タローのことを男前で元気いっぱいな性格でとても良いと褒めてくれる。 桃の直売所で桃…

これからよろしくな。

ビンテージアクセサリーのウェブショップで、オランダ産のカバのブローチを購入した。 木製で、とぼけた表情で、右前足だけ貝殻の装飾があしらわれていて愛らしい。 このウェブショップのPast things ー Find its place という惹句が良い。 時の流れを経てき…

初めてフライデーを買ったったったっ

35歳の夢見る中年女性たる私がなんで急にフライデー(中年男性をターゲットとしたやや世俗的な雑誌。芸能ゴシップや半裸の扇情的な女性の写真が多目に載ってたりする)を買ったのか。 本屋でおっさんたちが立ち読みをしている一角に突入するのは勇気が要ったぜ…

葬式

なんとなく、葬式ときくと夏を連想する。夏の日差しと黒い喪服に身を包んだ人々の群れは不思議と調和する気がする。 自分の葬式に流してもらう音楽を今のうちに選んでおこうかな、とふと思った。 父の葬式のときは、ブラザーズ・フォアというフォークグルー…

やっと物心がついてきた

齢35にしてやっと身の回りのことをいろいろ考えたり工夫したりできるようになったというのは、まことに慶賀すべきことである。 生活していて「なんかよくわかんないけど快適じゃない、楽しくない、ダサい…」ぐらいの知覚しかできなかったのが、こうすると快…

日々是冒険だぜ。

テレビ番組の懸賞に応募することなんてほぼ無いのだが、「陸海空 こんな時間に地球征服するなんて」という番組の企画の懸賞には衝動的に応募した。 くだんの企画は、ナスDという愛称のTVディレクターが未開地の部族との接触を求めて体当たりで異国を旅すると…

服のこと

最近は派手な柄物の服が好きになってきた。自らの着る服の変遷を振り返ると、感慨深いものがある。 服にこだわったところで…と思ってテキトーに作業服とか好きでもない変な形のジーパン着てたころに比べると、自分なりに好きな服を選んで過ごしてる今は段違…

随筆の日々

毎朝インスタグラムに自分の髪についた寝癖を載せている人がいて、私はその人の投稿を愉しみにしている。髪が嵐に揉まれたみたいに逆立っている日もあれば、「よくもまあこんな形に」と感心してしまうほどの造形美を呈する日もあれば、ほぼ癖がついていない…

わたしんちの本棚

私の本棚はかなり乱雑である。 上下逆さま、横倒し平積み上等。 作者ごとに蔵書をまとめると言うこともなく、ひとりの作家の本があちこちの本棚に散り散りになっている。 几帳面な読書家の人に見せたら首を絞められそうである。 学生時代の英語と国語の教科…

夏、死んでいく。新でいく。真でいく

※今回は数枚虫の画像がある。 これは潜む犬。 夜の公園にカブトムシを探しに出かけた。結局カブトムシは見つからなかったが、セミの幼虫を2匹見かけた。 抜け殻にはよくお目にかかるが、生きて動いているやつは初めて見た。 そう連れに言うと、脱皮の観察す…

特集 ともだちがいない!を読んだ

露骨に性的な描写を含むので、潔癖な方は読まないことをオススメ。 きょう1日の休みのためだけに右手の爪を血豆色に塗った。派手な色なので、あした仕事へ行く前に落とさなければならない。いつもはベージュ色のマニキュアを塗って1週間もたせたりするので、…

酔いどれ

金曜は久し振りに飲み会に行きました。 私がどうしても酒を飲みたくてたまらなくなったので職場の人数名を誘って宴会をセッティングしたものの、元々人付き合いに長けている訳でもない私はなんだか緊張してきたので『ブコウスキーの酔いどれ紀行』を読んでイ…

自転車に乗るように

精神を保って生活していくというのは自転車のバランスの取り方に似ているなと最近よく思う。 体をかたくしてその場に止まっていたらぶっ倒れてしまう。常に左右に少しずつブレながら動き続ける必要がある。 生活においても例えばひとつのカフェ、ある本、あ…

サリンジャーの本を持ってキャンプへ

早くも梅雨が明けてしまったらしい。 サリンジャーの新訳の本が届いたのでキャンプに持ってきた。 有名な『ライ麦畑でつかまえて』に登場するホールデン・コールフィールドにまつわる短編、サリンジャーの作品ではお馴染みのグラース一家の兄弟姉妹や、『バ…

辻邦生『十二の肖像画による十二の物語』

子供の頃、学校の国語の時間に教科書や模試の文章題、国語便覧を勝手に読み耽るのが好きだった。さまざまな作家のさまざまな作品に邂逅する貴重なひと時であったと思う。 そうして読んだ作品の断片は大人になってからも脳の片隅にそっと仕舞われていて、ふと…